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高橋信次先生講演
Lecture

実在界と現象界(4)

(前号より)

 

100パーセント潜在してしまいます。ただ、本能の一部分が肉体を保存するために開いており、お母さんのおっぱいをしゃぶります。

それと後は、泣く事です。一週間経ち、二週間経ち、やがて子供の寝顔を見ますと、黙ってニコニコ笑っている事があります。

この場合は、実在界の友達や魂の兄弟たちが「いよいよお前出たなー、しっかりやれよ」と祝福している時なのです。

お子さんの意識を見ますと、心はちゃーんと丸く、広く、豊かで、光っております。

このようにして成長を続けて、自我が芽生えてまいります。人の持っている物を欲しくなります。また、兄弟喧嘩もします。気に入らないと泣いて脅かします。

 

そうしているうちに、潜在意識の100パーセントからだんだん10パーセントが表面に出てまいります。最初は可愛かったが、だんだんと言うことを聞かないで、本当に頭の一つくらい引っぱたきたくなるようになりますが、そうなってきますと、丸い心というものがだんだん歪みになってきます。その当時は4才くらい、子供は何でも覚えようとしております。その覚えるということは、心の中の智性をどんどん磨いて、表面意識が出てまいります。

6才、7才、8才くらいになりますと大方のものが出てまいります。そうなりますと、自分自身がこの地上界へ生まれてきた目的とか信念はそっちの方へ行ってしまいます。

いわんや、先に生まれたはずのお父さんやお母さんですら何も分からなくなって「まあ、いつの間にかこういう事になってしまったんだよ」ということになる人たちが多いのです。

皆さまだって同じだと思います。そうして、人生の意義というものが分かりませんから、その中でいろいろとある者は悩み、自分が望んで貧乏人に出て「今度こそ、しっかりやって悟ってきます」と言ってきたにも拘わらず、「お金のない親はだらしがない」と言って、自分自身のことを棚に上げてしまいます。あるいは、お金のある人たちは何でも自分の希望通りに適うと思って、わがまま三昧をしていきます。

ある者は、お父さんやお母さんが貧乏したり、あるいは学校を出なかったから、せめて子供だけには学校を出してやりたい。そして、可愛い子にしてやりたいということで〝可愛子ちゃん〟にしてしまい、いざ本番になったら、相手の言うことを一つも聞かなくなってしまいます。

そうして、私たちが学生時代に角帽を被っていたのが、最近は鉄棒を振るうようになったということは、一体どういうわけでしょう。

 

これは、人間が本当の心を忘れてしまったからです。人間があの世にいる時に、自分が生まれたら何を為すべきかという約束を思い出せば、恐らくそんなことはできないのです。

こうして人生を通して、中学一、二年の頃から心の中に歪みを作り、感情と本能だけが芽生えてしまって、隣りの女の子や男の子が気になってまいります。17、8才くらいになりますと、ブレーキがかからなくなってしまいます。言うなれば、ハート型の心になってしまいます。そうすると、あばたもえくぼで、親の言うことなど聞きません。もっともっとと、やはり縁に基づいて、その縁の中に各々のある縁を、まあ善い縁が得られれば良いが、悪い縁を選んで失敗する人たちがあるわけです。

こうして、人生のある時は苦しみ、ある時は喜び、心に歪みを作ってしまいますから、次元の違った世界からいかに通信しても分かりません。魂の兄弟たちもたまげてしまい、そのうちに病気をさせます。あちらから操る気になってしまうのです。

最近は皆、お医者さんへ行って注射を一本打って治してしまいます。「これはしょうがないなあー」と、あの世の連中はあきれ返ってしまうわけです。

あるいは、いろいろ現象を起こします。夜、寝ている最中いろいろと磨くのですが、気がつきません。

生きている人間は何も分からないのですから、まず病気とか怪我とか、小さいお子さんたちがいろいろ不調和な病気にかかるとか、肉体的な条件が悪いとか、こういう問題が我々の周辺に起きてきた時には、実は実在界、あの世からのその者たちに対する警告なのです。

そこで、自分の身体が悪くなったら、どうしてこのような病気をしたんだろう、なぜだろう、とその原因をよく反省してみることが大事なのです。

 

その原因は必ず、自分さえよければ良い、即ち、自己保存、欲望、人の悪口ばかり言う、不平不満、怒り、嫉み、闘争、親の言うことを何でも反発して聞かない、自分の自我しか通さない、こういう心の状態が繰り返されているうちに、実は心が曇ってまいりますから、神の光は入らなくなってしまうのです。

その結果が病気という現象になってまいります。そこで自分が止まって、自分自身の思っている事と行っている事を偏りのない正しい心で判断して、間違いがあったならばその間違いを素直に「神様、私が間違っていました。もう二度とこういう事はしません。許してください」と心から詫びれば、即座に現象が出ることになっているのです。

ところが、現代は末法の時代です。特に日本の場合は地獄霊が多い。うようよしております。

 

(次号へ続く)

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