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高橋信次先生講演
Lecture

中道について(2)

(前号より)

 

人間は眠ってしまったならば体は自由にならない。いかに頑丈な相撲取りでも、プロレスラーの人でも、どうにもならないのです。そうすると我々は、肉体の他に心  魂があって、肉体と魂は別々であり、目覚めている時は両者は不二一体だが、眠っている時に魂だけが分離して、次元の違った世界に行っているということを伝えることですね。

 

色の世界は現世です。次元の違った世界ということになりますと、眠った時は全く意識は次元の違った世界に行きますから普通の人は見ることが出来ません。見ることは出来ないが存在していることは否定できません。色は物質。なぜ色は物質かと言うと、私たちの目で見るところの赤・青・黄、この三原色は、混合の仕方によって何万色にも変わります。私がいつも言いますように、何万色にも変わるところの我々の目に映る一切の現象は全て色彩を持っております。それによって区別できるわけです。 けれども、それも実際は七色の虹しか見ることが出来ないのです。よく私たちは虹の両極端を見る時、紫色と赤色を両極端に挟んでこの中に七色の虹があるのです。これ以外のものは私たちのこの目で見ることは出来ません。しかし、赤外線や紫外線の存在を何人も否定することは出来ないでしょう。これを図解で説明しますと、 このようになります。

 

もし私たちの目がX線であったとしたら、恐らくこの色彩は見えません。全部、骸骨です。このように、私たちの目というものは非常に不確定なのです。

そこで、我々は次元を超えてものを考えた時に、この現象界三次元以外にも別の世界があるということに気がつくはずです。これが私の説いている、あの世です。つまり、意識・魂の世界です。次元の違った四次元以降の世界です。こうした次元の違った世界は、我々が諸現象を通して、その生命現象を一つひとつ追いかけていっても理解することが出来ます。

この地上界にはまず動的生命があります。さらにまた準動的生命、不動的生命があります。動的生命というのは動物です。不動的生命とは鉱物です。地上は動物・植物・鉱物に分かれておりますけれども、これらのものは全てにエネルギーが内在し、仕事を成し得る能力を持っております。

 

エネルギー、つまり、仕事を成し得る能力はこの物質の質量と光の積に求められます。この点についてはこれまで何度かお話したので省略しますが、ともかく、三次元を投影する四次元以降多次元の世界には動・植・鉱のエネルギーの世界があり、生命が躍動しております。次元を超えた世界だから、あの世へ行けばこの地上界の植物とは違って次元の違ったエネルギー、いわば成長するエネルギーが非常に生き生きと安らぎのある色彩(私は絵が下手なので描くことが出来ないのが残念ですが)を持っております。

 

あの世、天上界とはそのような所です。ところが逆に地獄界といったら、この地上界で言えば、いつも薄暮のような環境で冷たい世界が多く、植物自身もその色彩を整えることが出来ません。黒くよどんで、植物も不気味な色彩をしています。

また、土もエネルギーの世界ですから、その物にも仕事を成し得る能力を持っていますから地獄の土は死んだようになって、生命を育む力を失っています。これは物質的次元と生命の次元の差と言えます。

 

今、我々はこのような肉体を持って魂と同居して、色心不二という環境の中に生かされています。肉体という舟は物質的で個体的な非常に不安定なものなのです。ところが、あの世へ行くともっと調和された光という光子体を持っていますから非常に柔軟で安定しています。この地球上はやはり物質界である以上、原子という細胞、原子から構成された細胞集団によって出来ているために非常に固体的で不安定なのです。あの世とは、安定された非常に柔軟な自由な世界であり、そうしてそれぞれが動的生命と言えようし、色心不二の中の特に心の分野の世界が存在しています。

 

この地上界は、それぞれが魂を磨くと共に自分自身がこの環境で大調和をする。この事が本来の使命なのです。なぜかというと、この世は不安定な世界であるから、あの世の安定した世界を顕現することにあるからです。あの世では植物も話しかけているような、我々にそういう感じを与えてくれます。

 

(次号へつづく)

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