閉じる
高橋信次先生講演
Lecture

中道について(3)

(前号より)

 

この間の研修会場の深い山の谷底のような所が、どうも地獄界を見た感じがします。昨日でしたか、K氏に地獄霊を入れると、K氏がガタガタと震え始めました。それを私たちは地獄霊が憑いている憑依現象と言っているのです。K氏の体に調和させたところそのような現象が起こってしまいました。これは当然なことなのです。こうした現象は五官だけでは分からない。我々の五官というものはそれ自体が非常に不確実不安定なものだからです。

 

我々は常に肉体の船頭さんである心に、八正道という中道のフィルターを付けて正しく判断をすること、その時に人間は苦しみから自分自身が解脱出来るのです。苦しみや悲しみは自分自身の心と行いのあり方が作っています。それを修正した時に、皆さまが弥勒菩薩どうぞご協力くださいといった時には協力します。即座に耳元で、お前そのようなあり方ではいけませんよ、こうすべきですよということまで教えてくれます。

 

私は、講演中あらゆる質問を受けます。質問を受けても答えることが出来ます。なぜ出来るのか、指導霊や守護霊が協力してくれるから、私は皆さまに話せるのです。私たちは原稿などありません。どこへ行っても身軽に講演をしています。ところが相手は、医学者は医学の専門の分野で質問してきます。科学者は科学の分野で突っ込んでまいります。

 

私は万能ではないからこういう質問には答えられるはずはありません。科学者にはその専門の指導霊が私にポンと入ってきます。これは皆さまの中からも心の目を開く人たちが出て参りますが、その人たちは今、皆さまの普通の目で見れば高橋信次というイメージしかありませんけれども、私の意識を支配する光がポンポン飛び交うのが分かってきます。さらに前進すれば、その当時の姿をしたその物ズバリの人と交替しているのが分かります。だからともかく、私たちの意識はいかに重要なものであるか、肉体に抵抗があるとこれは出来ませんよ。それ故に本当に守護霊があるかないかを自分が知り始めてきた時には本当に驚きです。今までそのように頭では学問的に勉強し知っていたけれども、実際にそういう体験をすると見に染みて分かります。そうして、心をきれいにしなければいけないということを発見すると思います。それまでは気づかないから、いろいろと修行の行の字を間違えてしまって、人間はいろいろのところに暗中模索し、自分を見失ってしまうのです。それだけにまた、宗教は阿片だということですね。ですから私は、話せず聞こえず見えないなら、拝む対象物に手を合わせるなと言うのです。

 

ただし、神理は普遍的であるから、その神理をどこからでも突っ込んでみて、なるほどという自信を持った時に、それこそ神理は光となって我々の心の中に大調和を与えてゆきます。それですから、我々のグループの中に、心をきれいにして実践している人たちの窓が開かれているということは素晴らしいことです。

 

もうすでに皆さまの中から現実に霊道の開かれている方たちがたくさんおります。これは皆さまだって、例え喋れなくとも霊感という感能は持っているのです。

 

感能——それはその人の正しい中道の道を行じた、中道を通して一心に自分の目的に対して勇気と努力と智慧を集中させた時、初めてこの現象が正しく出てくるわけなのです。

 

勇気と努力と智慧、目的に対して、例えばひとつの新しい問題を研究し、それに対して一生懸命に自分の智慧を学んで努力して、自分が決断を持って実践行動した時に、必ず皆さまに霊感が備わります。この場合には過去に学んでいる人たち、我々のように電気科学を専門にやっていますと、私は過去ではやっていませんから、指導霊が次元の違った世界から教えてくれます。この指導霊はこの努力に比例した世界から来ます。ボンヤリしていればボンヤリした程度です。だから一つの問題でも、ポンと突っ込まれると五つから七つぐらいの答えが出て参ります。その中の最もそのものに調和された方向に我々はその解答を選びます。これはすべて指導霊が協力してくれるからです。

 

私はこの地上界に生まれてより御経を学んだことはありません。その場合、協力してくれるのは指導霊と私の過去世を通した守護霊が協力してくれます。これは皆さまだって同じなのです。それは皆さまが自分の心の窓が開けば、ああこの人か、光なんてものではない、そのものズバリ出て参ります。生きている時のそのままの姿で教えてくれます。

 

ここに高野山の研修会でのことを二、三お話しします。

一体ここはどこだろう? と私が思いますと、ハイハイとお坊さまが出てきます。そして、デンシンボウでございますと言う。さらに尋ねて、貴方は誰ですかと聞きますと、熊谷直実でございますと言う。それではお寺はあるのかなと聞くと、そこに熊谷寺がありますと、分かるわけですネ。

 

弘法大師も当時のことを語ってくれます。だから本当に歴史には正しい面もあるけれども、後世の人たちが大分書き加えていることがはっきりするのです。

 

(次号へつづく)

高橋信次先生ご講演DVD 注文書

高橋信次先生のご講演DVDを販売いたしております。
「詳細はこちら」のボタンよりPDFを開いて頂き、
必要事項を記入の上FAXにて送信下さい。

高橋信次先生ご講演CD 注文書

高橋信次先生を関西本部に御招待した1971年10月の初回講演からの関西本部でのご講演をCD集として今後まとめてまいります。
「詳細はこちら」のボタンよりPDFを開いて頂き、必要事項を記入の上FAXにて送信下さい。