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高橋信次先生講演
Lecture

転生輪廻について(7)

(前号より)

 

シュバラーというのは悟ったという意味です。バラモン教の一つの言葉です。アボロキティ・シュバラー・ボサターと言うのは、あらゆる過去、現在、未来の全てを見通すことの出来る悟られた方を言うのです。

ところが日本の般若心経の解説を見ると、わざわざ観自在菩薩を観音様だと言っています。冗談じゃありません。観音様というのはあの世におりますが、アボロキティ・シュバラーは決して観音様ばかりではありません。読んで字の如く、ゴーンという鐘の波動やお経の波動に乗って、過去、現在、未来を自由に見てくることを観音力と言い、こういう能力のある悟られた方を観音様と言ったのです。それをいつの間にか偶像崇拝になって、一生懸命に拝んでおれば、人間は欲望にキリがありませんから、一念三千の心の暗い方向へ行ってしまいますと、動物霊たちが「私は観世音菩薩だ」なんて威張って出てきます。あの世の光の天使たちが、人間を通して威張って出てきたら、100パーセントこんなのはインチキです。

 

菩薩だとか如来と言われる光の上段階の指導霊たちは、そのように正しい心と調和されている人たち以外には出てきません。いわんや、龍王などと威張って出てくるのは動物霊に決まっているのです。

皆さまの中にもすでに心の窓が開かれている人たちがいますが、そういう人たちは即座にそれを見抜いてしまいます。皆さまもやがてそのような力を次々と持つようになります。日本ばかりではありません。GLAという名前に関わらず、正しい片寄りのない中道の道を実践した光の天使たちの心の窓は、全世界に次々と開いていくのです。

その時に人々は、現代社会の歪みを各々が直さなければならないということに気がつくのです。そして、決して他力ではなく自力で実践してこそ、偉大なる神の光は与えられるのだということを知ります。

 

神様をいくら拝んでも無駄です。拝む前に自分の心の曇りを払うことが一番重要なのです。その時に初めて皆さまの心は偉大なる神の光によって満たされ、皆さまの魂の兄弟たちがあの世から協力してくれます。

この地上界に出て、最も不調和な環境の中で悩み苦しんで自分を悟り、あの世へ行きますと、これは大変なことです。

調和された人々の心の窓が開かれますと、天上界のこのグループにはその分野がピカーッと明るくなります。そのために、今度はどこどこで悟った人が出て、今こういうようにやっているということが、次々とあの世ではわかってしまうのです。

そうすると大変です。イエス様の系統のグループの人たちはすぐパーティーというのをやります。そして指導者たちは忙しく動き始め、神なる偉大な智慧を与え、その人に協力するのです。

そのために奇蹟が起こるのは当然のことで、奇蹟でもなんでもないのです。動物霊などが拝んで病気を治すなんてこととは全然違います。もっともっといろんな奇蹟が起こってまいります。それも全て自分の力ではないのです。次元を超えた世界から、偉大なる光の天使たちの協力があればこそ出来るのです。それは善なる己の心の向上に比例した世界から、我々の口を通し、或いはまた霊的な現象を通して皆さまの前に我々の人生の偉大なる価値を教えていくのです。

 

しかし、いつまでも悟らない人たち 自我我欲、自己保存に明け暮れて、自分の本能に自分自身を埋没している人たち の場合には、あの世から見ている皆さまの魂の兄弟たちは大変です。あの世で一生懸命に操っているのが、肉体を持っている者が勝手に意識を持ってとんでもない所へ行ってしまいますから、アラアラという間に見失ってしまって、暗い曇りに覆われて、不調和な地獄霊に支配されてしまいます。

我々の住んでいるこの厳しい現象界というものは、地獄と極楽がミックスされております。このミックスされている世界だけに、私たちは善なる魂、片寄りのない正しい判断の心と行いが大事なのです。

 

こうして皆さまは、転生輪廻の過程において今、最も厳しい地球上の環境の中で修行の過程にあるのです。転生輪廻の永遠の生命として、皆さんは今あるのです。今、自分自身が置かれている場所が、自分の魂をより豊かにする環境であるということです。それをしっかりと知ったならば、この世から去る前に一切の執着から離れて、次元の違った実在の世界へ帰ることです。

神や仏を信ずることなく、自我我欲、自己保存に明け暮れてこの地上界を去った人たちは、そのまま真っ暗な世界へストンと落ち込んでしまいます。それが百年、二百年、三百年もです。そして争いばかりしてこの地上界を去った連中は、阿修羅界という同じような類の最も厳しい地獄界において修行させられます。その場所でも彼等は〝なぜ人間はこのような争いばかりしなければならないのか〟という善なる神の心が芽生えてきた時に、彼等の心に神の光が入り、やがて彼等は自覚するのです。〝自分の今置かれている環境は地獄界である。自分が現象界においてなしたその行為によって地獄に墜ちたんだ〟と気づき、その罪の償いを彼等はします。そうすれば自らまた神の心を甦らせて光明に満たされるから、彼等はその場所を去ってまた新しい光の世界へ進化していくのです。

 

皆さまは全て天上界の上段界から、丸い豊かな心と肉体を持った人たちです。決して地獄界から人間は生まれることが出来ないのです。誰もが、仏教的に言えば、幽界、霊界、神界、菩薩界、如来界という、言わば次元を超えて四次元、五次元、六次元、七次元の高次元から、皆神の子として自覚を持って生まれてきたのです。

そして、自分の生まれた環境の中でベストを尽くし、片寄りのない人生を送って多くの人々を救ってきますという約束を、皆さんは果たさなければならないのです。この時に皆さまの心は豊かに、そして皆さまの魂の兄弟は皆さまに調和と安らぎの道を与えてくれるのです。こういう事実を私たちは転生輪廻の過程において記憶しているのです。

 

私は一万二千年前、アトランティス帝国に生まれました。その当時の社会情勢というものも全て知っております。当時の言葉も知っております。そしてその後、私はアフリカのナイル帝国に逃れてまいりました。アトランティスが陥没した時です。ナイル帝国の一端のピラミッドが、やがて我々の手によって発見されます。その中には、我々の残したものが発見されます。その当時の人たちも今この中に何人か出ております。

東京にも、またアメリカにも、エジプトにも出ているのです。我々はその人たちと交信をしております。 皆さまは、信じると信じざるとに関わらず、人間の生命は永遠の中に今もまたその環境を克服し、より豊かな心をつくるための修行の過程だということを認識すべきです。

 

(おわり)

 

※次号八月号からは「諸法無我」を掲載させて頂きます。

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