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高橋信次先生講演
Lecture

諸 法 無 我(宇宙の神理)(4)

(前号より)

 

正法という片寄らない中道の道を自分の心の柱として生活をしたならば、必ず皆さまも光明の道が開かれてきます。片寄ったものの考え方を持って人を恨んだり、妬んだり、謗ったり、そして怒る心、愚痴をこぼす心、心はすべて自分中心の考え方であり、それが不調和な現象を起こすのです。目には見えないけれど、それは大きな毒を自分自らが食べているということです。また、人から怒られると自分も怒る心を持ち、反発心を持った時、その人は相手から毒を食べさせられたということです。

 

たとえ相手にどのようなことがあろうとも、一旦自分の心に受け止めて、なぜ、どうしてか、とその言われる原因をしっかり受け止めて判断出来るような正しい心の物差し(八正道)を持つことが大事なのです。

 

人間の眼で見る視覚の範囲というものはほんの小さい世界なのです。皆さまがどんなに立派な眼をしておったところで2・0以上にはなりません。それでも足りなくなると人間はもう一つの眼鏡をつけて見るようになります。それでも人間の眼というものは不確定であります。私が今、話をしているこのマイクの声も、電気エネルギーから磁力のエネルギーに変えて振動されたものが、また受信器を通じ声となって出てまいります。この中には電波がいっぱい満ちております。その電波ですら見ることは出来ません。

 

紫外線、赤外線、ガンマー線、デルター線、エックス線、これも見ることが出来ないが、しかし存在しています。目に見えない世界の方が多いということを皆さまは知らなくてはいけません。我々が生活行為の中に物質的なものだけをとらえて欲望に走る。つまり、足ることを忘れ去った人生航路というものは、本当の神の子としての心の偉大性を悟っていないからです。そういう人々は自らをして苦しみの原因と結果を輪廻させているのです。

 

そういうことが理解できるようになれば心は調和されてきます。なお、勇気を持って自分の欠点を修正していく人たちは、正しく一切を見る、聞く、語ることが出来てくる人たちです。そういう人こそ、過去、現在、未来を通して見ることの出来る心眼の開いた人たちなのです。

 

私たちは人生航路におけるあらゆる苦しみを土台とし、反省の糧として、その苦しみの原因がどこにあったかということを追求することが大事なのです。得てして人間は苦境に出会うと救いを求めて神仏にすがるようになります。ある者は曼陀羅を、ある者は巷の神々というように、拝めば良くなるだろうというような間違いをしてしまいます。もし、曼陀羅や偶像が絶対に必要なものであるとしたならば、皆さまが生まれてきた時に神は与えているはずです。

 

重要なことは、自分の生活態度が片寄っているかいないか、しっかり見つめる勇気を持つことなのです。片寄らない中道の道を心の柱として生活する以外にありません。人間は欲望というものを持てば尽きることはないものです。自分をより経済的に安定させようとその欲望に振り回され、苦しみをつくってゆきます。病気も同じ、生活環境の苦しみも家庭の混乱もまた同じ、その混乱になる原因があるから作用を起こし、反作用という苦しみが起きてくるのです。その原因をしっかり見抜いたならば、その原因の根っ子を取らない限り、また大きな反作用が生活の中に襲ってまいります。

 

原因と結果というものは輪廻しているからです。物理学で言えば作用反作用の法則です。人の悪口を言えばそういう心が自分に反作用となって返ってまいります。そこで反省するのに重要なことは、自分の思ったこと、行ったことがどこに歪みをつくり、どこに片寄りができたかということを見つめ直すことなのです。その時に自分の欠点もよくわかり、二度と同じ間違いを犯さないということになっていきます。

 

そうした日々の生活をしていくうちに心が調和されてまいりますと、肉体を持ったままで次元の違った、やがて帰らなければならない世界に通じるようになってきます。そういたしますと、光の天使たちが多くいるあの世にいつでも行ってみることが出来ます。勿論、望めば地獄にも行ってみることが出来ます。皆さまの肉親の人々が天上界にいるか地獄界にいるかもわかるようになってまいります。

 

(次号に続く)

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