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高橋信次先生講演
Lecture

諸 法 無 我(宇宙の神理)(6)

(前号より)

 

皆さま一人ひとりは偉大なる神の子として、偉大なる智慧を誰もが持っているのです。それを涌現した時に人間はこの地上界の大調和という環境をつくらなければならないという結論に達してゆくのです。

今、私たちのグループの中からはいろいろとあらゆる転生輪廻の過程を思い出し、そして習わなかった国の言葉で、当時はこういう生活をした。そして人間はこのようにして生まれ、このように死んでいった。そして今、自分が望み、日本人として生まれてきた。そういう体験を話せる人たちが多く出ております。これは生命の不変を証明する、何人も否定することの出来ない事実なのです。

 

我々、特に日本人は先祖崇拝ということから、先祖を大事に一所懸命拝んでおります。これも悪いことではありませんが、しかし重要なことは、まず先祖から貰った肉体です。この肉体が健康であること、そして家庭の中が明るく、いつもオホホ、アハハと笑って暮らせる環境をつくることが本当の先祖に対する供養なのです。皆さまが健康で平和な生活を営んでいるならば、皆さんの父母は、あの子は本当に親孝行だ、親に心配もかけないでよく育ってくれたと思っているはずです。おじいさんおばあさんもおそらく孫に対しては同じように言うでしょう。なんで先祖が罰など当てたりするでしょうか。

 

我々の先祖に対する供養は、あくまでも健康と平和な環境をつくり、明るい光明に満たされた家庭を、社会をつくることにあります。決して、お経をあげることが供養でもなければ信仰でもないのです。お経の意味をよく理解し、そのお経の中に書かれていることを生活行為の中に生かすことです。思うこと、行うことの大事さを教えているはずです。

それを、お坊さんを呼んできて、亡くなった人たちにお経をあげてもらったところで、その亡くなった人たちが経文の意味を知って生活をしていたならば、別にお経もいらないのです。自分の力で自由にあの世へ帰ることが出来ます。亡くなった人たちの中には、自分は一体どういうことになるのかと迷っている者もあります。自分の肉体からもう一人の自分が抜け出して泡を食っている時に、いくらお経をあげても無駄なことです。生前中に貴方は何をしたか。その間違いを教え、反省をさせてあげる方がはるかに功徳があります。

 

いわんや、難しい観自在菩薩行深般若波羅蜜多時と教えたところで、本当は何もわかりません。その経文、教えの意味をよく理解させることです。本来、死はあの世へ帰る卒業式です。湿っぽいものではないのです。皆さまの心の眼を開けばチャンと前へ出てきて挨拶をします。着ている着物からすべてが皆さまの眼に見えます。不思議でもなんでもないのです。

皆さまは三次元的な盲目の眼で見ているから見えないのです。心の眼を開いてください。それには正しい神理を自分の心の柱として生活することです。心の柱こそ皆さまの師であり、その柱は大自然が教えている諸法無我の神理なのです。それを皆さまは勇気を持って実践してください。実践のないところに前進と調和はないのです。思うことは即行うことです。その思うことも片寄った間違った方向に行ってしまえば、その行為もまた違った方向に進んでいきます。

 

想念というものは物を作り出す能力を持っております。思うことはエネルギーです。喋る言葉もまた言魂となって人々の心に響いていきます。行即光です。皆さま自身が生まれてくる時、神と約束をしてきた本来の目的と使命に目覚め、正しい神理に立脚した勇気ある実践は、必ず皆さまの心に神の光明を与えるでしょう。

 

(おわり)

 

※ 次号二月号からは「道について」を掲載させて頂きます。

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