閉じる
今月の課題
This Month's Problem

2017年01月

本部長 岸田 守

正法は万古不変であり、いくら年月を経ようとも、いつでも新しく、私たちを導いてくれます。原点に戻って学びを深めていくために、今月は、平成七年一月号に掲載された、岸田本部長ご指導の要旨を再掲載させていただきます。 新しい年の新春を寿ぎ、心から会員皆様方のご平安とご精進を祈ります。 そして、この新年を迎えるにあたり、皆様と共にもう一度静かに初心に帰って考えてみたいと思います。 偉大なる師、高橋信次先生のご著書『心の原点』のはしがきを、まず読んで下さい。 人間の生活は一見安定しているようにみえるが、一寸先は闇であり、不安定そのものだ。死と隣り合わせに住んでいる。生まれた以上、死は避けられないが、それにもかかわらず、人びとは目の前の生活に追われ、五官中心の毎日を送っている。喜怒哀楽は人生劇場の台本に欠かせないものだが、しかし、人がそうした生活を続けるかぎり、人生の真の喜びを知ることはできまい。平和はこないだろう。人間が本当に平和を望むならば、物質にほんろうされない、五官中心の生活にピリオドを打たねばならない。なぜなら、五官六根からは、私たちの心の安らぎは、決して生まれるものではないからである。 表面的な教育や説法ではもはや神の子としての己を知ることはできないだろう。それには奥深い心の内面から正す以外に道はないだろう。 私たちは、通常五官の範囲内で生活しているが、実はもっと広い五官以外の次元を異にした世界に包まれ、その中にいる。 肉眼で見える範囲はきわめて狭く、きわめて不安定である。私たちの肉体はエネルギー粒子によって支えられているが、それを目で見ることはできない。形あるものはいつかは崩れる。形あるものは形のない光の粒子によってつくられ、そして絶えず新陳代謝をくり返しているのだ。 心の世界、魂の在り方もこれと同じで、私たちの生命は永遠の旅路を続けている、調和という目標に向って。心や魂については、普通は見ることも触れることもできないが、しかし、五体が朽ちれば、次元を異にした世界で生活するのである。こういうといかにも唐突に思われるが、事実は曲げられない。 私たちが心の世界、魂の存在を認識したとき、五官や六根にふりまわされた生活のはかなさ、哀れさをハッキリと知ることができよう。なんとなれば、この世の生活は永遠の人生航路の一齣(こま=フィルムのコマ)であり、その一齣にほんろうされる無意味さを悟るからである。 心行という言葉は耳新しいであろう。だが、調和という目標を知っている私たちの心は、それに目を向けようと向けまいと、私たちの毎日の生活行為がそれに合致するよう望んでいるのだ。大自然の計らいと人間の在り方というものは永遠に変わるものではないし、私たちの心はそれを知っているのだ。 ここに著した『心の原点』は、人間と大自然の関係を中心として、人間という心を持った霊長生物を浮彫りにし、物質文明の中で明け暮れる不安定な心の動揺は何に起因するか、どうすれば真の安らぎが得られるかを明らかにするものである。 本書の意をくまれ、心の尊厳性を悟り、本書を毎日の生活の糧とされ、一人でも多くの人が安心した境涯に到達されるよう望むものである。  と述べられています。 皆様のほとんどの方は、この『心の原点』を一度や二度は読まれたはずですし、この内容は今日までに、いろいろと角度を変えてお話してきたことですから、決して目新しいものではありません。 しかし、皆様の心の方向が、ここに示されているようになっている、と自信を持って云える人が何人おられるでしょうか。 こう云えば、何を云うのだ、私の心は常に正法に向いている、と云われる方のほうが多いかも知れません。少なくとも自分ではそう思っておられる方が多いのは事実でしょう。しかし、そうしているつもりの私たちの心の大部分は自己保存・自我我欲、換言すれば現世利益、三次元の欲得の世界に向いているのではないでしょうか。 勿論、私たちは僧でも神父でもないのですから何の制約もありません。何をしようとも自由ですが、少なくとも正法を学んでいるGLAの会員なら、本当に信次先生に帰依したつもりなら、もう少しは己に厳しくしなければならないのではないでしょうか。 私たちは神との約束により、己の魂を磨き、仏国土ユートピアを建設するという目的と使命をもってこの世へ出てきた修行者です。いつまでも日和見的なアマチュア気分では、私たちについて下さっている守護・指導霊に申し訳ないでしょう。若い人はともかく、五十年も六十年も人生経験を積んできた人は、もういい加減に人生修行のプロになって下さい。と云っても、何をせよと云うのではありません。人生修行のプロフェッショナルだと思えば、何事によらず、それは嫌だとか不得手だとか、勝手気ままを云うことは出来なくなるはずです。 誰にも、多かれ少なかれ好き嫌いはあるものですが、神仏の心にはそういう差別はないのです。だから私たちは、神の子・仏の子として、自らそういう立場に立とうとするのです。 勿論、好き嫌いのあるのが当り前の世界で、それを禁じられるのはつらいこと、苦しいことです。しかし自らが決心して、その世界に生きようとすれば、そんなに難しいことではありません。それを発想の転換というのです。信次先生は、誰もがそうなれる条件を持っている。その上、勇気と智慧と努力があれば鬼に金棒です、と云われました。 どうか、もう二回三回とこの『心の原点』のはしがきをじっくりと読まれて、高橋信次先生のお心を思い返して下さい。 折角のご精進を祈っています。

高橋信次先生ご講演DVD 注文書

高橋信次先生のご講演DVDを販売いたしております。
「詳細はこちら」のボタンよりPDFを開いて頂き、
必要事項を記入の上FAXにて送信下さい。

高橋信次先生ご講演CD 注文書

高橋信次先生を関西本部に御招待した1971年10月の初回講演からの関西本部でのご講演をCD集として今後まとめてまいります。
「詳細はこちら」のボタンよりPDFを開いて頂き、必要事項を記入の上FAXにて送信下さい。