閉じる
今月の課題
This Month's Problem

2017年03月

本部長 岸田 守

正法は万古不変であり、いくら年月を経ようとも、いつでも新しく、私たちを導いてくれます。原点に戻って学びを深めていくために、今月は、平成七年三月号に掲載された、岸田本部長ご指導の要旨を再掲載させていただきます。 『人間釈迦』の「偉大なる悟り」をもう一度読んでみて下さい。 ……天変地異は、人間がこの地上に住みつくようになってから、何回となく繰り返されてきたものだ。 天変地異は自然現象ではない。人類が住みつくようになってから、この地上は神が有する創造の権能を人類が行使し、人類の心がつくり出したものであった。 人類の地上での目的と使命は、二億年前も現代も変わらない。 それは神の意志である調和という仏国土を建設するために人類は存在し、人々の魂はそうした建設を通して永遠の進化をめざすものである。…… 人間は肉体の他に心(意識、あるいは魂)を持っている。その心は、肉体という衣(ころも)を通して、物質界、現象界に調和をもたらすことを目的とする半面、大宇宙の心に同通し、それぞれの役割に応じた使命を担っている生き通しの意識である。 肉体は仮の宿にすぎない。物質と非物質の世界は、交互に循環することによって、調和という運動形態を永遠に持続するためにあり、このため、肉体という物質は時が経てば、物質的形態を変えた世界に戻らなければならないからである。 しかし、人間の意識、心、魂は、物質、非物質に左右されず、永遠にその姿を変えることがない。 このように人間の意識は、神の意識に通じながら、物質界という現象界と、非物質の意識界を循環し、個の魂である魂を持って、生き続けているのである。 神の子としての人間が、現象界において何故に悪をつくり出したか。不幸をどうして生み出したか。 それは、肉体の自分が自分であると思うようになり、肉体にまつわる諸々の考え方が、本来、自由自在な心を、肉体の中に閉じこめてしまったためにほかならない。…… しかし、神は調和という中道の中で厳然と生命の火を燃やしている。人間が、その自由の権能をみだりに使い、中道に反した創造行為をすれば、その分量だけ反作用を伴なうように仕組まれているのである。そうすることによって、神と人間の絆が保たれ、調和という永遠の目標に向かうよう計画されているのである。…… という記述があるように、阪神大震災だけではなく、最近頻発(ひんぱつ)する地震は、すべて私たちの中道に反した身勝手な創造行為の反作用なのかも知れません。 或いは、もっと他に原因があるのかも知れませんが、どんな理屈をつけてみても、今日の私たちが遠く中道からはずれて、豊かさや便利さばかり追求し、足ることを知ることや多くの与えられていることに対する喜びや感謝を、ほとんど忘れているに違いありません。 たとえば、今度の震災で思い知らされたように、一旦電気が止まれば公私共に全ての機械機器が使えなくなる。それなのに、電気・水道・ガスは栓をひねれば出るのが当然で、何かトラブルがあれば配給元や政治の責任と決めているんです、評論家の三本柱は無智と傲慢(ごうまん)と無いものネダリだと聞いたことがありますが、それは「一億総評論家」という言葉の通り、私たちのことではないでしょうか。 いずれにしても今度の大震災は、私たちに対する天の警告と受けとるべきものでしょう。 年頭に、『正しく見、正しく思い、正しく語る』ことを今年一年の精進目標にしようと提言しましたが、この『正しく』というのは、一にも二にも私たちがこの世に生まれる時に神と約束してきた、人生の目的と使命を果たす心構えです。人生の目的と使命をしっかりとふまえて生きることです。 そして三、四がなくて、五番目か六番目に欲望の充足がくればいいでしょう。それぐらいでなければ、いくら私たちの段階でも「小欲知足」とは云えないと思います。 以上のことについて、掘り下げてよく反省してみて下さい。信次先生は、「一〇%だから間違うのは当然です。間違うから反省して修正するんです。『失敗は成功のもと』というじゃありませんか。」と、よく云われました。 また、阪神大震災にしても、沢山の人に多大の災害を与えました。その災苦は大変なものでしょう。しかし、『禍を転じて福となす』という諺もあるように、少しでも早く被害者意識を捨て、雄々しく立ち上がる智慧を出して下さることを祈ります。 最後になりましたが、本部の義援金醵出(きょしゅつ)とボランティア活動にご賛同ご協力下さった会員諸兄(姉)に衷心から感謝して、今月の課題といたします。

高橋信次先生ご講演DVD 注文書

高橋信次先生のご講演DVDを販売いたしております。
「詳細はこちら」のボタンよりPDFを開いて頂き、
必要事項を記入の上FAXにて送信下さい。

高橋信次先生ご講演CD 注文書

高橋信次先生を関西本部に御招待した1971年10月の初回講演からの関西本部でのご講演をCD集として今後まとめてまいります。
「詳細はこちら」のボタンよりPDFを開いて頂き、必要事項を記入の上FAXにて送信下さい。