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高橋信次先生講演
Lecture

心行の言魂(41)

一九七五年九月 著

(前号より) 正しき行為は、正しき結果として、その人の人生、健康、環境を整えてくれます。自然の運行が、それを如実に示しています。狂いのない運行があればこそ、私たち人間は、地上での生活が行えるのです。 慈悲と愛についてもそうです。法が正しく運用されているから、太陽の熱は冷えないし、地球は、定められた軌道を外さずに動くことができます。地上での生活も、太陽のかわりない熱、光のエネルギーがあればこそ可能です。 慈悲と愛というと、いかにも人は、人間的行為、人間的感情を連想しますが、太陽も、地球も、人間同様に、心を中心にして動いているのです。自然はものを語らない。人間はものを語る。喜怒哀楽の感情があるのに、自然は、そうした感情を示さない、といわれます。 たしかに、表面的にはそうです。ところがそれはちがいます。 この地球という大地も、空気も、水も、植物も、動物もみんな感情を持っており、言葉もあります。 現象世界にあるものは、すべてが生命を持っており、生命があるということは、意識があるということです。 花でも動物でもそうです。人が愛念を持ってこれに接すれば、花も動物も、その人のいう通りに動き、言葉もわかりお互いに通じ合います。更に進むと、花には花の精があって、人間の心が浄化されますと、花の精が姿を現わし、日本人の場合は日本語で、アメリカ人の場合は英語で語りかけます。松や銀杏の木でもそうです。そこに住む植物の精霊が姿を現わし、三百年、五百年の風雪にたえた大木ならば、世の移り変わりをみていますから、自分の身の回りで起こったさまざまな変化、歴史を語ってきかせてくれます。 このように、人間が彼らに愛念を持って接するときには、彼らもまた、それに応えてくれます。 地球という大地でもそうです。大地は、人間をはじめとした地上や地下に住む生命を生かし続け、支えています。それはまったく辛抱強く、あらゆる生命を生かし続けています。 大地に表情がないかというと、ちゃんとあります。私たちが旅行をします。知らない土地を見て歩きます。するとその土地、特有の雰囲気がつくられていることに気付きませんか。大地は受動的です。人間は能動的につくられています。したがって、人間の感情想念  いわばそこに住む人たちの意識の調和度、心の持ち方が、その土地の空気をつくっているのです。争いの多い土地には、作物も育ちません。町も汚いです。調和に満たされた場所は、町もきれいで、明るくゆったりしています。 人気のない大地は、それではどうでしょうか。やはり、表情を持っています。気候や風の流れに応じて、サラリとしたところもあるかと思えば、現在は人気はないが、その昔、人類が居を構えたところは無数にありますので、そうしたところは、かつての人類の波動を残し、明暗、美醜の空気をかもし出しているところもあります。 このように、大地といえども、生命を持ち、感情を抱いています。 火山、地震、地すべり、陥没など、大地そのものは、時には怒り、狂うことがあります。こうした、怒りや狂いというものは、大地そのものが勝手に動き出したかというと、そうではなく、人間の好き勝手な行動、想念が原因となってつくりだした物理的現象が大部分です。 太平洋の中央にあったムー大陸。大西洋に文明の華を咲かせたアトランティス大陸などの陥没も、いずれも、そこに住む人類の業想念が生み出した現象であります。 なぜ、このようなことが起こるかといえば、人間の生命意識、地上での目的というものが、己自身の調和と同時に、動物、植物、鉱物をふくめた、地上の調和にあって、その目的に反した想念行為にたいしては、その目的に反した分量だけの償いが必要になってくるからです。 (次号に続く)

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