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今月の課題
This Month's Problem

2017年07月

本部長 岸田 守

正法は万古不変であり、いくら年月を経ようとも、いつでも新しく、私たちを導いてくれます。原点に戻って学びを深めていくために、今月は、平成七年七月号に掲載された、岸田本部長ご指導の要旨を再掲載させていただきます。

高橋信次先生が私たちに示された最初のスローガンは『釈迦イエスの神理正法に還れ』でしたし、昭和46年10月3日の第1回の講演会での演題は「釈迦の生誕から仏教の変遷」というものでした。 これは私たちにとってもっとも大切な基礎的なもので、その内容と趣旨は今日まで何度も説明してきたことですが、もう一度要約しますと、

一、釈尊やイエス様が説かれた神理正法は万古不変、不党不偏のもので、昔も今も、老若男女や貧富や民族の違いによっても絶対に変わるものではない。

一、現在の仏典等は後世の僧や仏教学者などの智と意によって難解なものに歪(ゆが)められたもので、二千五百年前の釈尊が当時の無知蒙昧(むちもうまい)な衆生に、そんな難しい話をするはずがない。

一、太陽の熱と光が万生万物に万遍(まんべん)なくそそがれているように、神仏の慈悲と愛は、あまねく衆生に平等にそそがれている。だから人類はみな兄弟で、何人といえども差別すべきではない。

というもので、私たちは神の子なんだから神の躰(からだ)である大自然の中で、神の経綸にしたがって調和してゆく使命を担(にな)っているのです。

このように信次先生の説かれた正法の要諦は、慈悲と愛の塊(かたまり)だと表現される神仏の子としてその慈悲と愛の心に帰一するべき目標があるのですが、一般論としても宗教に一番大切なものはその倫理観です。行動の規範としての道徳観や善悪の基準です。
だから、たとえどんな目的や思想があるとしても、神の経綸、大自然の摂理からはずれたものがあるはずはありません。

今、巷(ちまた)を騒がせている教団などは、宗教でも何でもありません。
もっともらしい仏弟子の名前をつけて仏教の流れを汲むと云うそうですが、まったくのナンセンスです。

濁悪世末法ですから、利己主義や自我我欲が充満(じゅうまん)し、その他にも似て非なる宗教も流行するでしょうが、だからこそ私たちは今こそ信次先生が命を懸(か)けて説いて下さった神理正法を広宣流布しなければなりません。それが私たちの第一の使命なのです。

勿論、こんなに善と悪がミックスされ光と闇が交錯している悪世ですから、どれが正しくて何が否なのかさえ分かりにくくなっています。
その上私たち自身の己心の魔やカルマが作用するとなると、本当に正しく見る、正しく思う、正しく語ると云っても、なかなか難しいことです。

それに打ち克つ道は、「日々の反省」と「自己を超えた愛念愛行」しかありません。 厳しく反省すると私たちの心中にはエゴが充満していますから、なまじっかな反省ではとても正しい反省はできません。
だから反省は、絶対に己の正しい心に問うこと、第三者の立場に立って自問自答することだと云われるのです。
しかし、善我の己の心に問うとか、完全に第三者の立場に立って反省するということは、常に自分の尺度でものを見るクセがある私たちに一朝一夕にできることではありませんが、だからこそ一日のうちに3分でも5分でもいいからそういう反省ができるように、一日も早くそういう慣性が身につくように努力してほしいのです。

くどいようですが、同じことでも自分は正しい、間違うはずがないという心境と、盲目の10%だから間違っているかも知れないという心で反省するのとでは、答えはまったく違うでしょう。
また、たとえ冷静に反省したとしても第三者の見方とはだいぶ違うはずです。
とすれば、至らない自分とか第三者の立場で反省するということは、とても重要な条件になってくるでしょう。
その上そういう立場に立つほうが反省のメッシュも細かく、自分をみつめる視野も広くなってくるはずです。
反省がそうであるように、正しく見る、正しく思う、正しく語る、ということも決して一定ではなく、これでよしというものではなく、ずいぶん沢山の段階があるはずです。 勿論、どの程度ならよしとか合格だというものではありませんが、布施とか精進とか、愛念、愛語、愛行と同様に、たとえ貧しくとも至らなくとも、心からのものでありたいものです。

どうぞ折角のご精進を祈ります。

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