閉じる
高橋信次先生講演
Lecture

心行の概説(7)

一九七五年九月 著

(前号より)

祈願文の解説

 

大黒天  光の天使を側面から応援する。
地上においては心の正しき者、正法を護持するための経済援助をはかってゆく天使。

 
稲荷大明神  五穀豊穣の手助け、情報の収集、また正しき者を助けてゆく天使。
その方法手段は、ある特定の動物霊を指導し神理を教え、その動物霊を手足のように使う。

 

このように、諸天善神は、法を守り、光の天使の活動がしやすいように、その行動を側面から応援してゆくと同時に、心の正しき者の味方となって、あの世における人間の意識界と、現実の地上界の両面にわたって、働いている天使たちであります。

 
諸天善神は、光の天使になるための修行の場であり、役柄であります。
しかも、如来、菩薩をも救う力が与えられております。

 
人間は所詮、神仏にはなれません。誤ちを犯し、これをさけられないのも人間であるとすれば、諸天善神の助けを借り、その救いにたいして、感謝し報恩するのは当然であります。

 
守護・指導霊への祈り

 

我が心の中にまします守護・指導霊よ 我が心を正しくお導き下さい
心にやすらぎをお与え下さい 日々のご指導心から感謝します

 

第四章の祈りは、私たちの潜在意識層にある私たちの本体あるいは分身にたいしてであります。
その本体、分身が、守護霊となり、指導霊となって、現象界に出ているその人の一生を見守り、魂の向上のためにあらゆる努力を払っています。
守護霊、指導霊について若干の説明を加えますと、まず守護霊は魂の兄弟(人間の生命は本体一人、分身五人から成る)の一人で、ほとんど専属的について守っている霊です。したがって、ある人の五十年の歴史(想念行為)を調べようとするならば、その人の守護霊からきけばわかります。この場合ききだすこちらの意識が相手方より低いと、それは不可能になります。あの世の意識界は、自分の意識より下位の者の意識は見えても、上位の者の意識をのぞくことはできないからです。
指導霊は、主として、その人の職業なり、現象界の目的使命にたいして、その方向を誤らないよう示唆(しさ)を与えてくれる魂の友人あるいは先輩であります。たとえば、医者として過去世に経験のない者が今世で医者となった場合、その人の心の調和度によって、より高級な指導霊がついて示唆を与えてくれるのです。また人によっては、守護霊と指導霊を兼ねてその人を守り、指導している者もいます。

ともかくこのように、私たち現象界の人間にとって、いちばん身近にいる魂の兄弟たちに、常に感謝し、「祈り」という調和された想念と行為を怠らないならば、その人の一生は、真に、安らぎのあるものとなりましょう。反対に不調和ですと守護霊はその人を守ることができず、これが長期にわたると不幸を招くことになります。

 

自然への感謝

 

これまで述べてきました一章から四章までの祈願文の内容は、宇宙の心と人間の心を結ぶ祈りです。人間は、心と肉体とから構成されておりますが、そのもっとも重要なのは、各人の心です。心は、素直に、のびやかで、自由自在でなければならないのに先天的、後天的因果によって、その円満さを欠き、性格がいびつになっています。それを修正し、もとのまるい心にするために、四章までの祈り、その祈り心にもとづいた実践行為によって、人の心は、次第に修正されていくのであります。 いうなれば、四章までの祈りは、天と地をつなぐ光のかけ橋です。 第五章は、肉体維持に協力される動・植・鉱にたいする感謝の祈りです。

 

万生万物
我が現象界の修行にご協力
心から感謝します
私たち人間は、五体とい肉体を持っています。肉体のない人間、これはあの世の人です。あの世の人は、光子体という肉体と異なるボデーを身にまといますが、この世では、原子細胞からできた肉体という舟に乗って人生行路を渡っています。したがって、舟を浮かべるには、水が必要、燃料が必要であります。この地上は、私たちが生まれる以前から、私たちの肉体保全のために、あらゆる素材を無料で与えてくれています。もしも、この地上に、私たちの生存に必要な食べ物、水、太陽の光が与えられていないとするならば、私たちはこの世に出ることも、生きてゆくこともできないと思います。科学の進歩によって、太陽光線を人工的に創り出すことが、仮に、できたとしても、その素材は大自然から求めてこなければなりません。つまり、肉体維持に必要な素材は、すべて、大自然から与えられているということを悟ることが大事です。
万生万物に対して感謝し、万生万物をいつくしむ心、これが第五章の祈りです。

 

(次号へ続く)

高橋信次先生ご講演DVD 注文書

高橋信次先生のご講演DVDを販売いたしております。
「詳細はこちら」のボタンよりPDFを開いて頂き、
必要事項を記入の上FAXにて送信下さい。

高橋信次先生ご講演CD 注文書

高橋信次先生を関西本部に御招待した1971年10月の初回講演からの関西本部でのご講演をCD集として今後まとめてまいります。
「詳細はこちら」のボタンよりPDFを開いて頂き、必要事項を記入の上FAXにて送信下さい。