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今月の課題
This Month's Problem

2018年1月

本部長 岸田 守

正法は万古不変であり、いくら年月を経ようとも、いつでも新しく、私たちを導いてくれます。原点に戻って学びを深めていくために、今月は、平成八年一月号に掲載された、岸田本部長ご指導の要旨を再掲載させていただきます。

 

新年おめでとうございます。

皆様は、今年こそはという新しい決定と希望をもって、この輝かしい新春を迎えられたことと思います。

高橋信次先生もよくおっしゃっていたように、私たちは常にコロコロと変転する一念三千の心を持っているのですが、大方の人が仕事もお休みで、空気もよく澄み、私たちの心も一番安定しているのがこの年の始めでしょう。

 

酒もすき 餅もすきなり 今朝の春      高浜 虚子

歳旦や 芭蕉たゝえて 山籠り        飯田 蛇笏

元朝や 光り流るゝ 五十鈴川        古川 芋蔓

何が走り 何が飛ぶとも 初日豊か      中村草田男

 

という俳句にも見られるように、私たちにとって一番大切なことは心の安らぎです。最も望ましい、そうありたいことは、たとえどんな事態が起きても、それにとらわれることなく、人生の目的からはずれることなく、常に安らぎのある冷静な気持ちで日常生活、人生修行にいそしんで行くことです。

私たちの人生の目的と使命は、皆様よくご承知の通り、己の魂を磨くこと、即ち、カルマの修正と仏国土ユートピアの建設に資することです。昨年十月の秋季研修会では、そのカルマの修正の意欲を常に持ち続け、とぎれることなく実践してゆくために、各人それぞれがもっとも取り組みやすい修正点を決められて、即実践に入っていただきました。

何度もお話してきたことですが、最も大事なことは、不放逸に実践することです。「正法は実践の中に生命が宿る」と云われるように、どんな理屈を並べてみても、実践がともなわなければ正法とは云えません。

どうか、実践第一ということを忘れないで下さい。

そしてもう一つ重要なことは、新年を迎えられた皆様方のお心のように、出来る限り安らいだ冷静な心を保つことです。十人十色と云われるように、私たちは沢山のカルマを持っていますが、どんな人でも心が冷静でさえあれば、その煩悩カルマはほとんど業(わざ)をすることはありません。

だから、たとえば怒りっぽい人、すぐに腹を立てる人が、腹を立てないようにすることは至難に近いことです。それが出来るに越したことはありませんが、それよりも「小さな一つの修正」。たとえば、両親とか主人とかいう特定の人にしぼって「ハイと云うことをきく」とか、「必ず朝晩の挨拶をする」ということならそんなに難しいことではないでしょう。皆様が気付いておられる大きなカルマも、このような小さなカルマの延長線上にあるのですから、この小さなカルマの修正に懸命に取り組んで行けば、やがてその目標に到達することができるのではないでしょうか。

そしてもう一つ、この新年を迎えたすがすがしい心を大事にして、少しでも長く持ち続けることです。それは皆様が体験された現実の美しい安らいだ心でしょう。その体験された貴方のお心を目標として日々の反省をすることです。「小さな一つの修正」にしても、今日一日の実践に不放逸はなかったか、欠けるところはなかったかの反省をすることです。こんなことぐらいと馬鹿にしてはいけません。何でもないようですが、前述のごとく、心コロコロ一念三千に千変万化するのが私たちの心です。

どうかしっかりと目標を定め、反省と実践に励んで下さい。心からのご精進をお祈りして、私の年頭のご挨拶といたします。

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