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高橋信次先生講演
Lecture

心の在り方(8)

(前号より)

 

皆さん、私の言うことが信じられないのならば、どうぞやってみてください。先祖の皆さん、どうぞ供養しましょうとお墓にでも行って、一生懸命に拝んでみてください。そして、本当にお墓にいるのならば、私の肩に憑いてくださいと言ったならば、地獄にいるものがガバッと憑いてきます。
そのうちに、朝起きたらこっちが痛い、あっちが痛いと言い出し、お医者さんへ行っても治らない。どうしたんだろうということになってくるのです。
俺にはそんなものは憑かないという人がいれば、やってみてください。お墓参りに行って、「家の先祖の皆さん、本当に地獄に堕ちているなら私が救いましょう」と言ってみてください。本当の救い方が分からないし、見えていないからどうすることもできない。どうぞ家へ一緒に来てください。私のそばにいてくださいと言ったら、その晩から身体が冷え冷えしてきます。そして心の中がいつもイライラしてきます。
ですから、一生懸命に神様と称する地獄霊を拝んでいますとだんだん身体がおかしくなってくる。色々な面でおかしくなってくるのです。

 

そして、同じ信者同士で争いが起きてくる。恨むようになり、虚栄心が高ぶるようになります。そして、自分の力を誇示しようとするようになりますと、そこに階級制度が出来ます。特に、動物霊を拝んでいると階級制度にうるさくなります。阿修羅も同じです。
先日も、東京の方ですが、あなたは信者を三人連れてくれば先祖と会うことが出来る。十人連れてくればあなたの階級がさらに上がる。百人連れてくれば如来界に行ける。大したものですね。また、そういうものを信じている盲信者、狂信者がいるというのですから大変です。
あの世へ皆さんが帰る時に、幽界(地獄界ではダメです)の所からちょっと行った所、三途の川を渡って向こうへ行った所に修養所があるのです。
修養所はその国々で違いますが、日本人ならば、畳などが敷いてあります。そこで、南無妙法蓮華経と現世でやってきたが死んでしまい、地獄へ行かないで幽界へ行った。そこで彼らは、なぜ悪かったのか、自分の信仰のどこが間違っていたのかをそこで反省し、自分自身を思い出す場所なのです。

 

ところが、仏像などを祀って拝んでいる所がありますね。彼らは仏像をそのままあの世へ背負っていく人もいるのです。そして、仏像は無意味なものだということが反省でわかり、捨てる場所があるのです。幽界からちょっと行った所です。
私は何回か行って見てきました。いろいろな物が捨ててあります。大きな仏像や、高そうな物がいっぱいあります。いわゆる、執着の捨て場なのです。
そのうちに皆さんも心がきれいになったら行ってみてください。案内しますから、ただし、あの世への切符、あの世へ行ける条件は、心がきれいで、そのような生活をしていなければなりません。会社に勤めていようが、主婦でもかまわないのです。人間であればいいのです。
しかし最近は、動物霊も付いてくる例もあります。皆さんの心がきれいであればいいのです。大事なことは、皆さんの心が丸く光明に満たされていれば、いつでもあの世へ連れて行ってあげることが出来ます。
「そんなバカなことが」と皆さんは言いますが、要は、みんな見たものが同じであったならばいいわけでしょう。あの世へ行ってみると本当のことがわかってきます。
皆さんが眠っている時によく夢を見ることがあります。夢にもいろいろあって、眠っている間に魂があの世へ行って体験していても、目が覚めてこの世へ戻った時に忘れてしまう夢もあるのです。

 

ところが、皆さんの心がしっかりとしていれば、ちゃんと覚えて帰ってくることが出来るのです。〝よし、今度はどこどこへ行ってみよう〟と禅定のまま行けるのです。禅定のままあの世へ行きますと全部覚えて帰ってきます。
私は、無銭旅行というお金のかからないあの世への旅をよくやるのです。だいたい四時間から五時間ぐらい見てきます。地獄界だけでなく、天上界へ行ってくることもあります。
皆さんが肉体を抜け出していろいろなことを体験してきますと、いろいろなことが解ってくるようになるのです。
皆さんが亡くなった後、地獄に行くのも天上界に行くのも、神さまが決定するのではないのです。今生での皆さん自身の思ったこと、行ったことの集約されたもので、皆さん自身が決定するのです。

 

(次号に続く)

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