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時の言葉
Word at time

2020年10月 正法の変遷

今回は、この地上における正法の変遷を過去一万年まで遡ってみることにしよう。

 

今から約一万年ほど前、南大西洋にアトランティス大陸というのがあって、文明は非常に栄えていた。信仰の対象は太陽に向けられ、人間の魂は、あの太陽の如く光り輝くものであり、慈悲と愛の心こそ人間としてのあるべき姿として、正法が説かれていた。法を説いた者はアガシャーといった。アガシャーを中心として数多くの如来、菩薩が地上に降り、道を説いた。現在、南大西洋には大陸はない。アガシャーを除く多くの天使たちを時の為政者が葬ったからであった。天使たちを殺戮するほど彼等の心はすさんでいた。その心根が大地震を起こしたのであった。

 

六千年の後、文化はエジプトに移っていた。今から約三千二百年ほど前モーゼが現れ、人々を救った。釈迦がインドに生まれるまでの約七百年間のある一時期は、地上界の意識は地獄と化していた。略奪、強盗、殺人が幅を利かしていた。釈迦が生まれる二、三百年前から、光の天使による地上浄化の地ならしが行われ、やがて釈迦が生まれた。この時も光の天使が数多く地上に生を得ている。釈迦は、主として慈悲を説いた。このため、イエスが約五百年の後にイスラエルに生まれ、愛を説いたのである。イエスが生まれた折りも、その周囲に天使たちが生まれている。

 

その後、正法は西から東に移った。すなわち、中国である。イエス亡き後は信心信仰は他力に変わっていた。地上は闘争と破壊を繰り返していたが、中国では天台智顗が法華経を世に伝え、正法を中国の地に復活させたのである。ただこの時は、仏教も難しい哲学、学問と変わり、衆生を救うまでには至らなかった。天台のあと伝教が日本に帰化し、日本に仏教を樹立させた。伝教の後は、やはり他力が信仰の中心をなし、キリスト教もまた、祈りの宗教に変わっていった。

 

このようにして、正法は現在に至っている。正法は、過去一万年の間このような変遷をたどり、イエス以降は他力信仰が人類の生活に密着するようになった。しかし、イエスも釈迦も、他力は一度も説いていないのである。また、地上が末法と化すと、ある時期を定めて、神の命を受けた光の天使が地上に生を得、道を説くことになっている。アガシャー、モーゼ、釈迦、イエスの時代をみれば、このことは一目瞭然である。また、正法の根を絶やさないためにも、こうした人たちが光を掲げ、人心を正しい方向に持って行くのである。

 

――現在は、まさにその時期に当たっていると言えよう。

 

(一九七一年八月掲載分)

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